【無痛分娩のリスクも感じた体験談】足のしびれと麻酔の痛みについて。

無痛分娩




こんにちは、わったなです。

今回は私の【無痛分娩のリスクも感じた体験談】

私は2人目の出産で無痛分娩を体験しました。

背中に硬膜外麻酔を注射したのですが、その後左足がしびれて感覚がなくなるという症状がでて、その時麻酔のリスクを感じました。

結局、それはよく起こる副作用のひとつで、産後2時間程度でしびれはとれて、普通に歩けるようになり大事には至らなかったわけですが、無痛分娩にはメリットと同時にデメリットももちろんあります。

無痛分娩について悩んでいる人の参考になれば幸いです。

今回は、

  • なぜ無痛分娩を選ぶことにしたのか
  • 無痛分娩で出産した当日のレポート
  • どんな風に麻酔のリスクを感じたのか?
  • 自然分娩の時と比べて、硬膜外麻酔の効果でどのくらい痛みが軽減されたか?
  • 硬膜外麻酔の注射自体は痛くなかったのか?

について、ご紹介したいと思います。

 

なぜ無痛分娩を選択したのか?

自然分娩での出産は二度と経験したくないと思ったから

私には現在2人の子供(3歳と1歳)がいるのですが1人目の妊娠時には無痛分娩なんて全く頭になく、とりあえず一番近くのちょっとキレイめの産院に行きました。

 

そしてそのままその病院で出産に至ったわけなんですが、その出産経験がトラウマになってしまい2人目は無痛分娩が可能な別の産院で出産しました。

 

 

私は痛みにはそんなに弱い方ではないと思うんですが、(まぁ比べるのが難しいとこですが、普通くらいですかね)陣痛の痛みはこの世のものとは思えないほど辛かったです。

 

この痛みから解放されるなら死んでいいと本気で思いました。

はっきり言って、陣痛中は赤ちゃんのことなんて考えていませんでした。

助産師さんに

「体に力が入ると赤ちゃんが苦しくなるから、リラックスしてゆっくり呼吸して〜、フ〜〜〜」

とか言われるけど

ムリ

絶対ムリ

「ハ〜ハ〜ハ〜ハ〜、痛い〜、」

体バキバキに硬直させて痛みに耐える状態。

 

「とにかくこの痛みから解放されたい。」

「あ〜今全世界の陣痛中じゃない人羨ましい。」

自分のことしか考えていませんでした。

お腹切ってください!って懇願しようかと何度も思いました。

そんなこんなで、15時間くらい陣痛と格闘しました。

3分〜5分おきにやってくる約1分間の激痛をおよそ200回くらい味わって、瀕死の状態になりました。

結果的に死にませんでしたが、もう自然分娩では出産できないと思いました。

もちろん個人差がありますので安心してください。陣痛時間がほとんどなくて20分くらいでスポーンって生まれる人もいますし。お腹痛くて下痢かと思ったら陣痛だった〜とかいう人もいました。←そんなことあるの?

 

上の子の世話もあったため、産後の回復を早める目的

2人目で無痛分娩を選択する人も結構いると思います。

私が2人目を出産するとき、上の子はまだ2歳半でした。

イヤイヤ期真っ最中の手のかかる時期でしたが、近くに世話を頼める親族もおらず、なるべく早く回復して上の子のお世話もする必要がありました。

初産だと赤ちゃんとゆっくりすることも可能ですが、上の子がいるとそうもいかないです。

甘えたい盛りでしたし、産まれてくる赤ちゃんへの嫉妬もあって情緒不安定になっていたり…、結構大変でしたね。

無痛分娩にしたのは、1人目の自然分娩が痛くて辛すぎたから、上の子の世話があったので産後の回復を早めたかったからですね。

無痛分娩の方法は?

 無痛分娩の方法を簡単に説明します。知ってる方は飛ばしてくださいね。 

 

無痛分娩で使う麻酔は「硬膜外麻酔」と呼ばれる。腰の後ろから管を入れ、脊髄を取り巻く硬膜と呼ばれる部分の外側に麻酔薬を注入する。脊髄には痛みを伝える神経が集まっており、その信号が脳に伝わるのを麻酔薬で遮断する。ただ硬膜外麻酔は、効果が出始めるまでに10~20分かかる。

『分娩』wikipediaより引用

 

 

要するに腰あたりに麻酔を注射して陣痛の痛みを軽減するってことです。

図で説明するとこんな感じです▼

出典「日本産科麻酔学会 無痛分娩Q&A」より

 

麻酔といっても意識が完全になくなるわけではなく、痛みを和らげる処置なので、分娩時にいきみが必要だったり、出産後赤ちゃんをすぐに抱っこすることもできます。

 

 

無痛分娩体験談レポート

日本では計画分娩が主流ですが、私は自然に陣痛がくるのを待ちました

 

無痛分娩の場合、自然に陣痛がくるのを待って、ある程度子宮口が開いてから麻酔注射をする場合と、事前に入院日を決めて陣痛促進剤で陣痛を誘発し計画的に出産する計画分娩の場合があります。

※私の場合は自然に陣痛が来るのを待つパターンでしたが、産院の方針によって異なるかと思いますので必ず確認しましょう。人手が足りていない日本の場合、確実に人手を確保するために計画分娩での無痛分娩が一般的のようです。

薬を使えば合併症などのリスクも伴うので、できれば自然な形で陣痛を待って⇨無痛分娩の処置の方がいいですよね。日本の医療環境がもっと向上すると良いなあと思います。

 

無痛分娩体験レポート 陣痛が始まる

PM 10:00 生理痛くらいのお腹の痛さ

生理痛の時のように「何かお腹いたいな〜」くらいの痛みから始まりました。

まだ全然耐えられる痛みです。

いたたたた〜、って感じだけどまだまだ大丈夫な感じ。

でもこのまま陣痛が強まりそうだったので、寝ようとしていた夫に

「たぶん陣痛強まって病院いくことになるから後で起こしにくるね」って報告しときました。

「了解」と言って夫は就寝。←寝るんかい!

私もなるべく体力温存のために就寝。

出産を控えている人がいたら、陣痛がきても寝られそうだったらなるべく寝てください。

出産はマジで、体力温存しといたほうがいいです。

 

AM0:00 陣痛間隔15分

陣痛の痛みで起きる。

この頃から15分間隔くらいのまぁまぁ痛い陣痛が始まりました。

「痛い、結構痛い」

この頃病院に行くべきだったのですが、寝ていた子どもと夫を起こすことを躊躇して、まだ大丈夫かなという感じでもう少し耐えることにしました。

2人目の出産だと、本格的な陣痛の痛みを知ってるだけに「まだ大丈夫かな〜」なんて思ってしまうんですよね。

 

AM2:00 陣痛間隔10分

きてます、きてます

これはもう無理です。

陣痛間隔10分。

痛い。

1人目出産時のあの悪夢がよみがえってきました。

これは本格的に痛くなってきたぞ〜という感じで、

病院に連絡しました。

「今から来てください」とのことで夫と子どもを起こして車で産院にレッツゴー!

深夜だったので道が空いていてわりと早く病院に到着できました。

が、車の中では陣痛の波が襲ってくる度に座席のシートを強く握りしめました。

車中で

うぉおおおおお〜〜、いだい

悶絶してました。

もし渋滞とかに遭っていたら…

怖すぎます。

 

AM 3:00 産院に到着して診察

病院に到着してすぐに内診すると、

先生「子宮口が4㎝くらい開いてますね、分娩室に移動して麻酔の準備をしましょう」

ってことで私は看護士さんに付き添われて分娩室に移動しました。

夫と子どもは病室に案内されて、病室で待機していました。

立ち会い出産はしてないので、そのままずっと病室で待っていたようです。

私は立ち会い出産はして欲しくないタイプなので1人目の時も立ち会い出産はしませんでした。

身内がいると甘えて暴れたり、暴言とか吐いてしまうのが怖いです。

夫も立ち合いたくないそうです笑。

 

AM3:30 分娩室で点滴、陣痛促進剤と硬膜外麻酔注射

分娩室に移動してすぐに点滴の準備→陣痛促進剤と硬膜外麻酔注射という流れでした。

看護師さんが点滴の準備と、背中に打つ麻酔の準備をしてくれました。

(この間も陣痛の波が襲ってくるとかなりキツい…汗)

早く麻酔を打ってほしい一心でした。

麻酔の準備ができたところで主治医の先生がやってきて麻酔を注射。

分娩台に横向きに寝て、エビのように背中を丸くして注射しました。

動いちゃいけません。

注射はほとんど痛くなかったです。

私の硬膜外麻酔体験談

麻酔のための注射は痛くなかった  

AM 4:00 陣痛促進剤が効いてきて痛みMAX

陣痛の痛みに加えて、促進剤がさらに痛い。

「い、痛い〜、なんで?麻酔注射したよねぇ?

なんでこんなに痛いんだよぉ」

看護師さんの手握りしめて、痛いですって懇願しました。

ナースさん
 先に促進剤が効いてるのかな、大丈夫よ〜、もうすぐ麻酔が効いてくるからね〜  

そっか、がんばる。

効いてきた〜〜。

麻酔注射して20分程で痛みが和らぎました。

腰の痛みが全くなかったです。

自然分娩の時は腰の骨が折れたかと思うほど痛かったので、かなり楽になりました。←看護師さん曰く、腰に痛みがくる人は出産が重い人が多いそうです。

お腹の方は結構痛かったけど、全然耐えられる痛み。

 

陣痛の波がきてる時は「フ〜〜〜〜」って息を深く吐く感じで痛みを逃してましたが、陣痛の波が去ると携帯いじったりする余裕がありました。

「無痛分娩すご〜」と思ったけど、自然分娩の痛みを体験してなかったら、結構痛いと思ったかも…。

生理痛の5倍くらいのお腹の痛さでした。

 

私の無痛分娩体験談

自然分娩の時は腰が死ぬほど痛かったので、麻酔によって腰の痛みが全くなくなったのは本当にラクだった。お腹はそれなりに痛かったけど、自然分娩時と比べると、呼吸で痛み逃しできるくらい軽いと感じた  

 

AM 4:30 左足がしびれてくる

麻酔が効いてきて腰の痛みがなくなってとてもラクになったんですが、同時に左足にもしびれがでできて左足の感覚がほとんどなくなりました。

右足の感覚はしっかりとありました。

この時「大丈夫かなぁ?」とちょっと心配になりました。

足がしびれて出産に支障をきたすような困ったことはありませんでしたが、なんとなく麻酔の怖さは感じました。

看護師さんが丁寧に説明してくれたので”大丈夫なんだ”って思うことができたのですが、

「左足のしびれいつ取れるんだろう…」

って、分娩中は少し気になっていました。

麻酔のリスクや副作用などに関しては事前に学んでおきましょう。

 

私が体験した、

足の感覚が鈍くなる、足の力が入りにくくなる

という症状はよく起こる麻酔の副作用ひとつです。

その後は、看護師さんが逐一ようすを見に来て、私に足の状態を聞いてメモしていました。

しびれが取れるまでは倒れたりすると危険なので無理に歩いたりしないようにと言われました。

出産後2、3時間するとだんだんとしびれが取れて普通に歩けるようになりました。

私の無痛分娩体験談

左足がしびれた事で麻酔のリスクを感じたけど、看護師さんや担当医の監視、説明で安心することができた。麻酔の副作用については事前に学んでおこう。  

 

AM 5:00 子宮口全開

子宮口が全開になりました。

ただ赤ちゃんが降りてこないため「ん〜まだ産まれないねぇ」

という感じです。

痛みは陣痛中はお腹が痛いけど、陣痛の波が去ると元気。

特に変わらない状態でした。

それにしても、赤ちゃんが降りてこない。

 

子宮口が全開になってから、赤ちゃんが外に出てくるまでの期間を分娩第2期と言いますが、一般的にこの時間は初産婦さんで1〜2時間程度、経産婦さんで30分程度らしいです。私は初産・経産とも4時間かかりました。分娩第二期がなかなか進まない体質なのだと思います。

 

 

AM 6:00 陣痛の波に合わせていきむ

 

モニターを見ながら陣痛の波に合わせて

「フ〜〜〜〜」っと深く息を吐きながら、お腹に力を入れていきみ始めました。

体は横向きで寝た状態です。

(少しずつ赤ちゃんが産道を降りてきました)

 

助産師さんがずっと横で付き添ってくれて、内診して赤ちゃんの様子を見てくれたりしました。

 

AM9:00  助産師さん交代

深夜からずっと担当してくれていた助産士さんが、朝出勤してきた助産師さんと交代しました。

この時の私は、

もういい加減産まれて欲しい…

無痛分娩だけどさすがに疲れてきた…

という心境。

 

「は〜なかなか赤ちゃん出て来てくれなくて〜いきむのにも疲れてきました〜」

(全力じゃないけど、もうかれこれ3時間くらいいきんでるんだよなぁ)

と交代した助産師さんに弱音を吐きました。

すると内診してくれた助産師さんがもうすぐ産まれそうですよ〜とのこと。

赤ちゃんが降りてきている感覚は分からなかったのですが、

”もうすぐ”という言葉に嬉しくなってきました!

横向きの状態から膝を立てて、分娩最終段階という体制になりました。

ここからは、助産師さんの掛け声に合わせて思いっきりいきむ!

思いっきり息を吸って、お腹に力込めて、分娩台の手すりを握りしめて

「フ〜〜〜〜〜〜」

 

この時分娩台の手すりのすり減ってる感に気が付きました。

「みんなすんごいパワーでこれ握ってるんだね」

って感慨にふける余裕もありました。

 

自然分娩の時は最終段階で、もうわけの分からない状態になってました。

 

AM 9:20 「発露」

助産師さんが「発露」と叫んで、ナースコールみたいなボタンを押しました。

もう、息んじゃだめですよ〜、「ハっハっハっハっハっ」って短く呼吸しましょう!   

発露というのは赤ちゃんの頭が膣の部分に完全にでて、もう引っ込まない状態です。もうすぐ誕生!という出産目前の合図。

主治医の先生が来て、看護師さんも一斉に最終準備にとりかかり、一気に慌ただしくなって、助産師さんと私だけだった分娩室に6人くらいの人が集まっていました。

 

「おおおおお〜ドラマみたい」

私が想像していたこの光景、これぞ出産という雰囲気を味わいました。

もう息まなくていいし、痛みもなかったのでかなり冷静にこの瞬間を眺めていました。

看護師さんが「はい、もうすぐ産まれますよ〜」

と言いながら、私の胸の辺りに赤ちゃんを乗せるためのシートを置いてくれました。

 

 

AM 9:32 誕生!

「おぎゃ〜おぎゃ〜」という元気な産声を上げながら3678gの男の子が誕生!

 はい、おめでとうございま〜す!元気な男の子ですよ!  

看護師さんが赤ちゃんを私の胸に置いて抱っこさせてくれました。

ふえ〜〜〜〜ん(号泣)

自分でもびっくりするくらい泣きました。

超感動しました。

あの瞬間は一生忘れないと思います。

 

1人目の出産時は、もう産まれる頃には痛みと疲労でボロボロ…

この喜びを味わえなかったので本当に無痛分娩にして良かったと思いました。

 

この後赤ちゃんは看護師さんが検査などに連れて行き、病室で娘と待機していた主人のところにも報告しに言ってくれました。

⇨主人から「お疲れさま」とLINEがきました。←え、そんだけ?

 

まぁ、夫も深夜から運転したり、興奮した2歳半の娘の面倒見てたりで疲れたみたいです。

 

私はそのまましばらく分娩室で休憩。(3時間)

会陰切開の縫合もありましたが、麻酔が効いているので痛くなかったです。

 

ヒマだな〜

それにしてもヒマだ。

 

この3時間はヒマでした笑。

病室で待っている夫に娘の様子をLINEで聞いたりやりとりしてました。

出産の感動はあったんですが、やっぱり上のお姉ちゃんのことがずっと気になってました。

あとは元気だったし、眠くもなかったので早く病室に戻りたいな〜と。

でも、産後って交通事故に遭ったくらい体がダメージを受けてるのでしっかり休みましょう。

 

あとがき【無痛分娩のリスクも感じた体験談】

(生後2日目の息子)

 

以上が私の無痛分娩体験談レポートです。

母子手帳の分娩所要時間を確認すると9時間34分なんで2人目にしては結構時間かかってるような気がします。

子宮口が全開になってからが長いタイプなのでそこが辛かったし、麻酔を注射しても痛みがゼロにはなりませんでした。

左足がしびれて動かせなくなった時は無痛分娩の麻酔の怖さ、リスクも多少感じました。

いろんな事を総合的に判断した上で、私にとってはやっぱり自然分娩より無痛分娩の方が良かった。

体力を消耗しなかったので、産後の回復もかなり早かったのはとても良かったし、出産の感動も味わえた。

もし3人目を出産することがあれば、絶対に次も無痛分娩にしたいです。

メリット・デメリットありますので、やみくもに無痛分娩をおすすめすることはできませんが、

無痛分娩を迷っている人がいたら、まずは無痛分娩についてよく調べたり、担当医に相談するのが良いと思います。

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